『知らないと怖い!新築を建てるときの注意ポイント』 ③問題ある近隣住民に注意しましょう!

2019/04/08

不動産投資で今は新築が熱いとお伝えしてきましたが

新築を建てるときには絶対に注意してほしいポイントがあります。

一つずつお話ししていきますね、次は ③問題ある近隣住民に注意しましょう!です。

 

Q 近隣住民とのトラブルの事例はどのようなものがありますか?

不動産売買の後に、周辺環境について問題が発覚することがあります。

例えば、近隣に迷惑な言動をする住民がいる場合などです。

裁判例では、隣の家に、脅迫的な暴言で建物の建築を妨害する住民が存在したケースがあります。

その事例は、土地の買主が土地上に建物を新築しようとしたところ、隣の家の住民から脅迫的な文言で脅されたというケースです。

このケースでは、隣人の妨害により建築がすすめられず、深刻な被害がありましたが、土地の売買契約自体の解除は認められませんでした。裁判所の理屈では、隣人の反対しないような建物を建てること自体はできるし、土地を購入した目的を達成できないとまでは言えない、ということでした。

買主は、損害賠償として土地の売買代金の一部の返還をうけていますが、このような問題のある土地をつかまされたら大変です。

仲介業者は問題を知っていれば説明義務がありますし、売り主は買い主から質問されれば回答する義務があります。ですので、購入前に問題ある隣人がいないかはしっかり確認しておくべきです。