『知らないと怖い!新築を建てるときの注意ポイント』 ④ローン特約に注意しましょう!

2019/04/08

不動産投資で今は新築が熱いとお伝えしてきましたが

新築を建てるときには絶対に注意してほしいポイントがあります。

一つずつお話ししていきますね、次は ④ローン特約に注意しましょう!です。

 

Q ローンがとおらなかったことを理由に解除することはできますか?

ローンが通らなかったことを理由に、解除するためには売買契約に「ローン特約」をつけておく必要があります。

通常ローン特約では、「ローンの申請がとおらなかったときには解除できる」と記載します。

Q どのようなケースで問題になりますか?

どの金融機関に対して融資を申し込むのかを明確にしていなかった場合に問題になることがあります。

買主としては金利の安い銀行でしか借りたくないと思っていたので都市銀行の融資が通らなくて解約したいと考えたとしても、売り主からノンバンク系の借入を提案されて、解約を認めてくれないというようなトラブルがあります。

ですので、ローン特約には、できる限り、融資の申請をする銀行を特定しておく必要があります。

また、買主がローン解約を行う際に、仲介業者を通じて売り主にローン解約を申し入れる場合が少なくありません。

しかし、仲介業者は仲介人であって、売り主の代理人ではないので、仲介業者に伝えても後日ローン解約の意思表示が売り主にきちんとされてなかったと主張される恐れがあります。

ですので、買主としては念のため直接売り主に対して書面により解約の意思を表示するのが安全です。